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Vistaマシン完全作成マニュアル
Aeroの快適性に大きくかかわる次世代PCの最重要パーツ
TEXT:橋本新義
Windows Vistaが快適に動くビデオカードはこれだ!
Vistaに搭載された性能指標 「エクスペリエンスインデックス」
 ここまでは、Aeroを快適に使うためのビデオカードの条件について紹介したが、読者諸兄が気になるのは実際のビデオカードでどれほど使えるかという点だろう。そこでここでは、Windows Vistaが備える性能指標「エクスペリエンスインデックス」と筆者の体感をもとに、Aeroを快適に動作させることができるビデオカードの目安を紹介したい。

 エクスペリエンスインデックスとは、Vistaのコントロールパネルメニューの一つ「パフォーマンスの情報とツール」を実行すると得られる性能指標だ。項目は大きく分けて、CPUとメモリ、ビデオカードとHDDという必須パーツごとに分類されているが、ビデオカードでは二つのスコアが集計される。Aeroを前提にした評価の「グラフィックス」と、ゲームを前提にした評価の「ゲーム用グラフィックス」だ。ちなみにこの2者の違いは、内部で測定される性能の集計項目の差だ。「ゲーム用~」ではシェーダーユニット性能など、ゲームで重視される項目がより積極的に評価される。

 なお、スコアのおおまかな評価としては、3が“合格”レベル(Vistaの新機能を基本的に実行できる)、4以上では“優秀”レベル(Vistaの新機能を完全に実行できる)とされている。原稿執筆時の最高値は5.9となっているが、これは将来的に拡張される予定があるという話だ。

 さて今回は、現在でも多く使われているであろう人気の高い旧製品から最新・最高級製品まで、8製品を選んで性能を比較してみた。エクスペリエンスインデックスは「グラフィックス」の項目を掲載している。

 個々の製品の評価は下にまとめたので、ここでは筆者が個人的に注目した点に絞って紹介したい。まずは、エクスペリエンスインデックスと体感の一致について。全体的な評価として、3.5以上であれば、多少のコマ落ちは見られるがAeroが普通に使える“実用レベル”、4以上であれば一般的な操作ではほぼコマ落ちが見られない“快適レベル”だと言える。ここ数カ月、さまざまなカードでAeroを動かしてきたが、少なくともグラフィックス(Aero)のスコアはかなり頼れるものと感じている。

 また、若干古くても基本性能が高い製品(今回はGeForce 6600 GT搭載製品が代表だろう)は、現行製品の低価格カードよりも高い性能を発揮するという点にも注目したい。買う製品さえ間違えなければ一世代前の処分品を購入してアップグレードに使うのもよい選択の一つだ。

 また、前述したように、低価格製品でもメモリバス幅が128bit以上で、ビデオメモリにオーバークロックが施された製品は非常に高いエクスペリエンスインデックスを示すことが多い。このクラスの製品も狙い目の一つだろう。
imageAero重視で選ぶ場合、お買い得度が高いのが低価格GPU+高速メモリを組み合わせたオーバークロック製品。写真は玄人志向のGF7300GT-E128/EX。実売1万円前後ながら5.9を叩き出す
imageWindows XPでは静かだったビデオカードもVistaのAero動作ではかかる負荷が上がるため、動作ファンの騒音が大きくなる可能性がある。静音性には今まで以上に気を付けたい
 
image
【測定環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E6700(2.66GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5B-V(Intel G965)【PCI Express x16】、ASRock ConRoe865PE(Intel 865PE)【AGP 8X】
メモリ:センチュリーマイクロ CD512M-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 512MB)×2、ノーブランド PC3200 DDR SDRAM 512MB×2
HDD:Maxtor DiamondMax 10 6B250S0(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
OS:Windows Vista Ultimate
Low-end(古い順)
GeForce 4 Ti 4200
エルザ ジャパン
GLADIAC 525 128MB
実売価格:販売終了
問い合わせ先: -
image 2002年5月に発売され、当時の定番となった製品だ。さすがにAeroは非対応のためスコアは非常に低く評価されるものの、描画負荷も当然軽くなるため、そのまま使用することは可能。

 Aero非対応のHome Basicでなら問題はないだろうが、Aeroを動かすにはやはり交換が必要だ。
エクスペリエンスインデックス
1.9
GeForce FX 5200
AOpen
Aeolus FX5200-DV64
実売価格:販売終了
問い合わせ先: -
image 2003年4月に発売された低価格製品。Aeroは対応しているものの、コマ落ちが激しく、正直むりやり動作させている印象が強い。スタートメニュー選択などでも、マウスの動きに対して若干の遅れが発生するほどだ。

 実際にこのクラスのカードを使う際には、AeroをOFFにする必要を強く感じる。
エクスペリエンスインデックス
2.0
GeForce 6600 GT
Albatron
PC6600GT
実売価格:販売終了
問い合わせ先: -
image 2004年10月に発売されたミドルクラス製品。当時の定番GPUであり、現在でも通用する性能を備えるGeForce 6600 GTを搭載するだけあり、スコアと体感ともに、Aeroを十分に使えるだけの性能を備えていると感じた。負荷の高い状態でもコマ落ちなどはほぼ発生せず、快適にVistaを使うことができる。
エクスペリエンスインデックス
5.5
Radeon X1600 PRO
玄人志向
RX1600PRO-E256HW
実売価格:10,000円前後
問い合わせ先:http://www.kuroutoshikou.com/
image 2006年6月に発売された低価格製品。最安値で1万円以下のカードの中ではかなり性能が高い。スコアが4を超えるだけあり、非常に負荷の高い処理(20個程度の多数のウィンドウを開いた状態でのフリップ3D移行時)などでもコマ落ちは軽微だ。ストレスなくVistaを使えるレベルと言えるだろう。
エクスペリエンスインデックス
4.3
High-end(古い順)
GeForce 7300 LE
玄人志向
GF7300LE-LE128H
実売価格:6,000円前後
問い合わせ先:http://www.kuroutoshikou.com/
image 現行製品の低価格カードだが、Aeroでの性能はかなり健闘している。高負荷時にはコマ落ちが認識できるものの、基本的な操作はストレスなしで行なえる。ファンレスで扱いやすい点もあり、Vistaに合わせたアップグレード用途としては、十分に使いものになるレベルではないだろうか。
エクスペリエンスインデックス
3.7
GeForce 7600 GS
GIGABYTE
GV-NX76G256D-RH
実売価格:13,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
image ミドルレンジの人気GPU、7600 GSを搭載したファンレスカードだ。Radeon X1600 PRO搭載カードと似たスコアが出ているが、操作感もかなり似かよっており、よほどの高負荷時でなければストレスなく操作が可能だ。1,920×1,200ドットなどの高解像度環境でも十分な性能を発揮する性能と言える。
エクスペリエンスインデックス
4.6
GeForce 7900 GS
Leadtek
WinFast PX7900GS TDH 256MB
実売価格:25,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
image人気の高い2万円台の製品でありながら、クラスを超えた高い性能を持つ人気製品だ。スコアが最高値をマークするだけあり、多数のウィンドウを開いた状態での操作もまったくコマ落ちを感じない。高解像度のマルチディスプレイ環境などに挑戦してみたいと思わせるカードである。
エクスペリエンスインデックス
5.9
GeForce 8800 GTX
ASUSTeK
EN8800GTX/HTDP/768M
実売価格:80,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
image 最新アーキテクチャの最高速GPUと、768MBもの大容量メモリを搭載する怪物カードだ。β版ドライバでの試用ながら、スコアは余裕で最高点をマーク。体感での余裕度はさらに高く、シングルディスプレイでは「どんな状況でもコマ落ち皆無」と言ってよいほどだ。
エクスペリエンスインデックス
5.9
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