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Windows Vistaレディパーツを探せ!!
TEXT:鈴木雅暢
検証3
CPU
【テスト環境】
マザーボード:Intel DG965SS(Intel G965)GIGABYTE GA-60XT(Intel 815EP)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 512MB×2、PC133 SDRAM 256MB×2
ビデオカード:MSI NX6600T-TD128E(GeForce 6600 GT)、Albatron AGP6600GT(GeForce 6600 GT)
HDD:Seagate NL35.1 ST3250623NS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)、Seagate Barracuda 7200.7 ST3160021A(Ultra ATA/133、7,200rpm、160GB)
 Vista Capable PCでは800MHz以上、Vista Premium Ready PCでは1GHz以上ということで、CPUの要件はほかのパーツに比べて緩やかなようにも見える。それでも、Windows XPの推奨環境は「300MHz以上」であったから、OS自体はかなり重くなっていると考えてよい。また、CPUの条件は満たしていても、1GHzクラスのCPUを搭載したPCは、チップセットやメモリの仕様の関係上、メモリ1GB以上という条件が満たせない場合も多く、Vistaで使うのは現実的にはほぼムリだろう。PentiumIII 1GHz+メモリ512MBの環境では、視覚効果をすべて無効にしたクラシックスタイルであってもモタモタとして苦痛であった。
3GHz デュアルコア LGA775  システムバス800MHz Vista起動時間 1分20秒  
Intel
Pentium D 930
image image軽快な使用感

Pentium 4 630と同じクロック3GHzのデュアルコアCPU。デュアルコアCPUはWindows XPでもシングルコアCPUに比べて体感で軽く感じられたが、Vistaはバックグラウンドでタスクが走ることが多いためか、デュアルコアCPUに変わったことで動作の軽さをより感じることができる。サクサクとした軽快な使用感。
image
3GHz シングルコア LGA775 システムバス800MHz Vista起動時間 1分30秒  
Intel
Pentium 4 630
image imageごく普通の操作感

今でもユーザーが多いと思われる3GHzのPentium 4。文句なしに快適というほどではないが、Windows Aero環境で多数のウィンドウを開いたり、パズルや時計などガジェットを追加したりなどの動作もスムーズ。特定の条件下でとくにストレスを感じるような場面もなく、ごくごく標準的と言える使用感。
image
2.4GHz シングルコア LGA775 システムバス533MHz Vista起動時間 1分50秒  
Intel
Celeron D 320
image imageボーダーライン上か

おおむね問題はないが、ウィンドウを多数開くなどするとウィンドウ内部の描画に時間がかかり、ワンテンポ待たされる場面がときどきある。Windows XPでも多少そういう傾向はあるが、それを少し大きくしたような印象。評価ツールのスコアは3.3で、これくらいが快適に利用できる境界線かもしれない。
image
1GHz シングルコア Socket370 システムバス133MHz Vista起動時間 2分23秒  
Intel
PentiumIII 1GHz
image image使い物にならない

チップセットによりメモリが512MBに制限されることもあって、半透明ウィンドウなどは使えない。その環境でもガジェットなどを表示させているだけでCPU使用率が100%に上がり、右クリックメニューを開くだけでももっさり、カクカクして使い物にならない。クラシック環境でもちょくちょく待たされる。
image
Column
VistaでCPUの省電力機能を使う
Athlon 64のCool'n'Quietはデフォルトで有効
 Athlon 64 X2/Athlon 64は、CPU負荷に応じて自動的にクロックと電圧を切り換えるCool'n'Quietという省電力機能を持っている。Windows XPではOSインストール後にCPUドライバをインストールする必要があったが、Vistaでは別途ドライバのインストールは不要。マザーボードが対応していればデフォルトで有効になる。設定の変更はコントロールパネルなどからアクセスできる「電源設定オプション」で変更できる。電源プランとして「バランス(デフォルト)」、「省電力」、「高パフォーマンス」の3種類が用意されており、「高パフォーマンス」を選ぶとCPUは常時最高クロックで動作する。これらのプランは「プラン設定の変更」をクリックすることで細かくカスタマイズすることも可能だ。

 なお、Intel CPUの同様の機能であるEIST(Enhanced Intel SpeedStep Technology)も扱いは同様で、原則的にドライバは不要。Pentium M搭載のノートPCにVistaをインストールしたケースでは、ESITが動作することを確認できた。ただ今回試したCPU(Core Duo T2400/Pentium 4 630)では、マザーボード側に問題があったのか、省電力機能の動作を確認できなかった。
image「コントロールパネル」の「ハードウェアとサウンド」内にある「電源オプション」で電源プランが選択できる。「高パフォーマンス」を選択するとCPUは常時最高クロックで動作する
image電源プランを「バランス」に設定し、Windows Vista対応のCPUIDツール「CPU-Z 1.36」でクロック/電圧をモニタすると、確かにCool'n'Quietが有効になっていることが分かる
Column
Serial ATA 2.5 HDDはAHCIモードで
Vistaなら煩わしいドライバのインストール作業が不要
 Windows VistaではSerial ATAのネイティブインターフェースであるAHCI(Advanced Host Controller Interface)のドライバを標準でサポートする。Serial ATA 2.5の主要な機能であるNCQ(Native Command Queuing)などに対応するSerial ATA 2.5対応HDDが市場に流通して久しい。NCQは、コマンドの実行完了を待たずに複数のコマンドを連続して発行し、シークや回転待ち時間のロスを減らすようコマンドを並べ換えて実行する仕組。コマンドのオーバーヘッドや機械的なアクセスが減るので体感的な速度やランダムアクセス性能が向上する効果が見込める。

 このNCQをはじめ、Serial ATA 2.5で拡張された機能のほとんどは、ICH7RやICH8RなどのAHCIに対応したICH(South Bridge)を利用し、かつAHCIドライバをインストールすることで初めて有効になる。これまでIntelチップセットではOSインストール時にF6キーを押してFDからメーカー提供のAHCIドライバを組み込む作業が必要だったが、標準サポートのWindows Vistaではそういう手順は不要、ごく普通にインストールすればよい。ただし、ほとんどマザーボードではBIOSセットアップのデフォルトはAHCIモードになっていないので、あらかじめAHCIモードに変更する必要がある。
imageIntelチップセット搭載マザーボードでAHCIモードを有効にするには、BIOSセットアップでSerial ATAのモードを「AHCI」に指定する必要がある
imageAHCIモードでもWindows Vistaのインストールは何事もなく進む。インストール後、デバイスマネージャで「AHCI Controller」を確認できる
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