その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
TEXT:清水理史 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows Vistaの新機能の中でもとくに注目度の高いものに「Windows ReadyBoost」がある。これは、USBメモリやSDメモリーカードなどのフラッシュメモリを記憶領域としてだけでなく、システムメモリの一部として利用することで高速化を図る技術だ。PCの高速化の手段としてメモリの増設が挙げられるが、コストやハードウェアの制限で増設が難しいケースもある。このような場合でも、ReadyBoostなら手軽にメモリ増設と同様の効果が得られるというわけだ。 ReadyBoostを利用するには、まずWindows VistaがインストールされたPCにUSBメモリやメモリカードを装着する。するとポップアップするダイアログの中に「システムの高速化」という選択肢が現われるので、これを選択。総メモリ容量のうち、どれくらいをシステムに割り当てるかを決めれば、その場でReadyBoostが有効になる。 もっとも、物理的にメモリモジュールを増設した場合と同じというわけにはいかない。読み書きの速度はもちろんだが、なによりUSBメモリなどは取り外しが可能なため、重要なデータを格納した状態で引き抜かれるとシステムクラッシュが発生してしまうからだ。 このため、ReadyBoostで利用されるメモリ領域は読み取り専用で、基本的にはキャッシュとしてしか利用されない。主にSuperFetch(ユーザーの利用パターンにもとづくキャッシング機能)のキャッシュとなり、アプリケーションの起動を高速化する用途などに利用される。 その具体的な効果だが、メモリの搭載量が少ないPC(512MB程度)などでは高速化を体感できるが、1GB以上のメモリが搭載されたPCの場合、ほとんど効果が分からない。どちらかと言うと、古いPCの救済用といったところだろう。 USBメモリの容量が少ない(256MB以上が必要)など、条件を満たしていない場合は、ReadyBoostを有効にできない。実質的な効果を考えた場合、システムに512MB~1GB程度のメモリを割り当てないと高速化が見込めないので、1GB以上のUSBメモリを用意すべきだろう。 |
||||||||||||||
USBメモリに加えて、メモリカード、USB HDDなども利用可能。挿すだけで手軽に高速化できる | ||||||||||||||
アイ・オー・データ機器 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
実売価格:16,000円前後(1GB) | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-4288-1039 URL:http://www.iodata.jp/ |
||||||||||||||
読み出し22MB/s、書き込み13MB/sの高速USBメモリ。質感と剛性の高いスリムなアルミボディを採用している | ||||||||||||||
バッファロー | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
実売価格:15,000円前後(1GB) | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5781-7260 URL:http://buffalo.jp/ |
||||||||||||||
読み出し27MB/s、書き込み32MB/sを実現したと言うバッファローの高速USBメモリ。データを暗号化するソフトをWebサイトで配付している | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
自動起動で高速化を選択 USBメモリをPCに装着。自動起動のダイアログが表示されたら「システムの高速化」を選択する。デバイスが条件を満たさない場合、利用できないこともある |
||||||||||||||
システムに割り当てる容量を選択 高速化を選択すると、ReadyBoostの設定画面が表示される。ここでUSBメモリの容量のうち、どれくらいをシステムに割り当てるかを決める |
||||||||||||||
ReadyBoostファイルが作成される ReadyBoostを設定したUSBメモリには、割り当てた容量分の「ReadyBoost」というファイルが作成される。当然、このファイルの容量だけ、利用可能領域が減る |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows Vistaには、これまでWindows XP Tablet PC Editionでのみ提供されてきたペンタブレットによる操作が統合されている(Windows Vista Home Basicエディションを除く)。このため、市販のUSB接続のペンタブレットなどを用意することで、一般的なPCでもペンをマウス代わりにして、カーソル操作や手書き文字入力などが行なえる。 (液晶タブレットではなく)外付けタイプのタブレットの場合、画面と手元の距離に違和感があり、操作に慣れるまでに時間がかかる。しかし、タブレット専用ソフト「Windowsジャーナル」を利用した手書き入力や、PowerPointのプレゼンテーションにおけるペンでの書き込みなど、タブレット機能はさまざまなシーンで活用することができる。 個人ユーザーが使う機会はあまりないかもしれないが、ビジネスシーンではペン入力のニーズが高い。企業での利用を中心に普及しそうな機能だ。 |
||||||||||||||
市販のUSB接続のペンタブレットでも利用できるVistaのタブレット機能。ペン入力がより身近になった | ||||||||||||||
ワコム | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
直販価格:19,845円 | ||||||||||||||
問い合わせ先:0120-056-814 URL:http://www.wacom.co.jp/ |
||||||||||||||
A6ワイドサイズのペンタブレット。2,500台の限定生産モデルで、Intuos3シリーズのオプションが利用できる | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
Tablet PC入力パネル アクセサリにある「Tablet PC入力パネル」で手書き文字の認識が可能。少々見にくいが、デスクトップ左側に隠れた状態で待機していて、ペンでタップすると表示される |
||||||||||||||
高い文字認識率 文字認識率は意外に高く、ペンで入力した文字が汚い場合でももきちんと文字を認識してくれる。ただし、慣れないと入力に時間がかかる |
||||||||||||||
個人設定でクセを登録 手書き認識の個人設定を行なうことで、自分のクセを学習させることも可能。これによって、さらにスムーズな文字入力が可能となる |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windowsジャーナルを搭載 Tablet PC Edition専用ソフトとして提供されてきたWindowsジャーナルを標準搭載。ノートにペンで文字を書く感覚で文書を作成できる |
||||||||||||||
文字は後から認識可能 Windowsジャーナルに書いた文字は、後から範囲指定することでテキストとして認識させられる。会議などで急いで書き留めたメモも、後でゆっくり認識させることができる |
||||||||||||||
ペンの種類もさまざま ペンの太さや種類、色などが豊富に用意されている。赤ペンや蛍光ペンなどで注目すべき点を強調することもできる |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください