その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:清水理史 | ||||||||||||||
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「あの文書はどこに保存したっけ?」とか、「運動会のときに撮影した写真をもう一度見たいんだけど」といった具合に、いざというときに必要な情報がなかなか見付からなくてイライラするというのはよくあることだ。 そこで役立つのが従来のWindows XPから大幅に強化されたWindows Vistaの検索機能だ。Vistaではインデックスサービスが標準で有効化され、必要な情報へより的確にたどり着ける。 実際、Vistaではスタートメニュー、フォルダウィンドウ、コントロールパネルなど、あらゆるところに検索ボックスが用意されている。Vistaの検索機能はインクリメントサーチ(逐次検索)と呼ばれる方式で、たとえば「vista」という単語で検索する場合、「v」を入力した瞬間にvから始まる項目がヒットする。以降、1字入力するたびに絞り込みが行なわれるため、必ずしも単語をすべて入力する必要はない。また、ヒットする項目はどの検索ボックスを使ったかで変わり、たとえばスタートメニュー内の検索ボックスならメニュー項目に対して、コントロールパネル内なら設定項目に対して検索が行なわれる。この二つの改良によって、検索の手間が軽減されている。 さらに、検索条件を保存しておくことができるようになり、保存した条件を使って同じ検索を何度も繰り返せるので、作業の効率化が図れる。検索結果ではなく検索条件を保存するため、後から追加されたデータに対しても有効で、常に最新の結果を表示してくれる。 検索は文書だけでなく、画像に対して行なうことも可能だ。デジタルカメラのEXIF情報やタグなどのメタデータを利用して、条件に合う写真を検索できる。たとえば、写真データを取り込む際に「運動会」、「綱引き」などのタグを設定しておけば、このキーワードで写真を捜し出せるというわけだ。写真にタグを付けて整理するのはめんどうだと思うかもしれないが、Vistaで追加された画像管理ツール「Windowsフォトギャラリー」を使えば、デジタルカメラなどからの取り込み時に簡単にタグを設定できる。 なお、インデックスサービスは標準でユーザーのホームフォルダを検索対象としているが、任意のフォルダを対象に含めることも可能だ。 |
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あらゆる場所に検索ボックス スタートメニューやドキュメントフォルダなど、Windows Vistaではあらゆるウィンドウに検索ボックスが配置されており、必要な情報をすぐに検索できる |
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即座に検索結果が表示される たとえば「Vista」と入力すると、Vistaという言葉を含む文書やメールなどがリストアップされる。あらかじめインデックス化されているため検索はほぼ一瞬 |
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キーワードで結果を絞り込み インクリメントサーチにより、検索ボックスに1字書き加えるだけで検索結果の絞り込みが進む。多くの場合、単語を最後まで入力する必要はない |
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結果画面から条件を保存 検索条件は保存しておくことができる。結果が表示された状態で、「検索条件を保存」をクリックすることで保存できる |
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「検索」フォルダに保存される 検索条件は、「.search-ms」という拡張子のファイルとして「検索」フォルダに保存される。標準では、検索キーワードそのものがファイル名になる |
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保存した検索条件を呼び出す 保存した検索条件は「検索」フォルダからいつでも実行することが可能。保存したのはあくまでも条件なので、新しいファイルが増えれば結果も変わる |
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結果が多くて見にくい 指定したキーワードによっては、検索結果として多くのデータが表示されてしまう。これでは、求めるファイルがどれなのか判断しにくい |
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スタック表示に切り換え そこでWindows Vistaでは、従来の名前や更新日時でのソートに加えて、スタック表示が行なえるようになっている。たとえばここでは、「種類」のドロップダウンリストでスタックを実行 |
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スタック表示で束ねて分類 すると、ファイルの種類ごとに分類(重ねて束ねるイメージ)された。もちろん、名前や更新日時、タグ、作成者などを条件にスタックすることもできる |
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検索を効率化 画像のように言葉で検索できない情報の場合、メタデータをキーワードに指定することで検索対象にできる。たとえば、JPEGのEXIF情報や取り込み時に指定したタグを利用できる |
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フォトギャラリーを活用 Windowsフォトギャラリーを利用すると、画像取り込み時にタグを設定したり、取り込み後に複数の画像にまとめてタグを設定したりできる |
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タグで検索 タグを設定しておけば、文書などと同様に検索ボックスからタグをキーワードにして写真を検索できる。複数のタグで絞り込むことも可能 |
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インデックスサービスの設定 インデックスサービスはWindows Vistaのサービスとしてバックグラウンドで常に動作している。設定変更をするには、まずコントロールパネルを表示する |
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機能も検索できる インデックスサービスの設定はコントロールパネルのどこにあるのかが分かりにくいが、そんなときこそ検索ボックスを使えばよい |
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任意のフォルダも設定可能 標準ではユーザーフォルダがインデックスの対象として設定されている。別のドライブなどにデータを保存している場合は、そこも対象に含められる |
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