その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||||||||
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Core 2 Duoと低TDP版Athlon 64 X2に注目!! | ||||||||||||||||||||
Intelの新CPU「Core 2 Duo」がついにデビュー、デュアルコアCPUの勢力地図は、大きく変わりつつある。これまでの主力であったPentium Dを一気に過去の存在としてしまうほど、その衝撃は大きい。 | ||||||||||||||||||||
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Intelの新デスクトップPC向けCPU「Core 2 Duo」がついにデビューした。その衝撃は、CPUの勢力地図を大きく変えつつある。従来の主力CPUであったPentium Dをローエンドへと追いやり、モバイル向けであるCore Duoの居場所をなくし、AMDのAthlon 64 X2が持っていた性能面の優位も完全に剥奪。市場投入が開始されたばかりのEnergy Efficient版(TDP 65/35W)も大幅な値下げを余儀なくされている。 Core 2 Duoが衝撃的なのは、従来の最高性能モデルを軽く超える演算能力と、モバイル向けCPUに近い低消費電力を両立しただけではない。真の衝撃は、これだけの能力を備えながら、ごく一般的な価格で買えるレギュラーモデルのCPUであることにある。高価でもなく、モバイル用のイレギュラーな存在でもなく、ごく普通の存在であるがゆえにエポックメイキングであり、これだけの影響がある。 Core 2 Duoといい、Energy EfficientのAthlon 64 X2といい、これだけの能力を持ったCPUがごく普通に手に入るようになると、自作PC全体の常識も変わってくる。当初100Wを超え、130Wクラスも当たり前であったデュアルコアCPUの消費電力は、今や65Wが基準。静音化や省スペース化が、グンと容易なラインにまで落ちてきた。そう、「性能と消費電力はある程度トレードオフの関係にある」というこれまでの常識はもう存在しない。自作PCにおいても「高性能なデュアルコアで静音化を目指すなら大型の冷却装置が必要」、「静音かつ省スペースならモバイル向けCPUを」といったこれまでの制約にとらわれない、自由度の高い構成が可能になる。デュアルコアCPU自作も新しいステージに突入したと言えるだろう。ここではまず、これからの主役となるCore 2 Duo、そして、Socket AM2版Athlon 64 X2の機能やアーキテクチャにフォーカスして見ていこう。 |
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デュアルコアCPUの主なスペック比較 | ||||||||||||||||||||
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販売価格:1,800円+税
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発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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