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TEXT:保坂陽一
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自作PCのテーマの一つ、静音化も、省電力・低発熱な最新CPUではとても容易になったと言える。Core 2 DuoではCPUクーラーは大きめのヒートシンクを用意すれば、高負荷時でなければまず問題なく動作してしまうほどだ。どちらかと言えば、ネックになるのはCPUよりもビデオカードかもしれない。
今回はCore 2 Duoの低クロックモデル、E6300を使用し、サイズの大型CPUクーラー「忍者プラス(からファンを外して)」を取り付けた。ビデオカードはもちろんファンレスタイプで、HDDは静音ケースに入れて、5インチベイにセットしている。安全の意味で12cm角の低回転ケースファンは使用する。
静音化は確かに魅力的だが、冷却の必要性も考えておきたいところだ。動作温度が高ければそれだけパーツの寿命は短くなるということは頭に入れておきたい。 |
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CPUクーラーは忍者プラスからファンを取り外してファンレス化。プラスなのにもったいないが、忍者が販売終了なので・・・ |
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ケースファンのゆったりした空気の流れで冷却するため、チップセットクーラーの大きいマザーボードを選択する |
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まわりが静かになるとうるさく感じるのがHDD。冷却機能のしっかりしたHDD静音ケースを見付けよう |
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ググッと楽になった静音化 |
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CPU |
Intel Core 2 Duo E6300 |
25,000円前後 |
マザーボード |
Intel D975XBXLKR |
30,000円前後 |
CPUクーラー サイズ |
忍者プラス SCNJ-1000P |
4,000円前後 |
ビデオカード |
ASUSTeK EN7600GS SILENT/HTD/256MB |
15,000円前後 |
HDDケース |
silentmaxx HD-silencer Rev.2.0 |
3,000円前後 |
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省電力Athlon 64 X2で自動録画PCを作る |
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キューブタイプベアボーンにもSocket AM2やCore 2 Duo対応の製品が登場してきている。現在使用中のマシンのアップグレードというのもよいが、スペースを取らないハイパフォーマンスなコンパクトマシンを作り、そちらを新しいメインマシン、既存のマシンをサブマシンにするというのもよいだろう。省電力で高性能なCPUを活かし、自動録画&トランスコードPCというのもおもしろい。 |
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3.5インチベイにはFDDではなくメモリカードリーダーを搭載することで使い勝手を向上。省電力PCならば、どんどん自動録画されても電気代や温風に悩まされることはない |
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録画にはCPUパワーはあまり必要ないが、モバイル用のデータに変換するのにCPUパワーがあるとムダな時間を使わずにすむ |
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大量の番組をどこで見るか。ということで、miniSDなどに書き込んで携帯電話で視聴。通勤時間を有効に楽しく使おう |
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テレビキャプチャカードはお好みキーワードなどで自動的に番組を録画する機能を持つものを選びたい |
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省電力で小型化も楽勝 |
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CPU |
Athlon 64 X2 4200+ ENERGY EFFICIENT(65W) |
30,000円前後 |
ベアボーン |
Shuttle XPC SK22G2 |
23,000円前後 |
テレビキャプチャカード |
ELSA EX-VISION 1600TV |
15,000円前後 |
ビデオカード |
GIGABYTE GV-NX76G256D-RH |
15,000円前後 |
メモリカードリーダー |
オウルテック FA405MX/BOX |
2,000円前後 |
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