その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
IntelチップセットのI/OコントローラであるICHは、末尾に「R」などが付いた高機能版ではRAID機能をサポートしているが、これがなかなか性能、機能ともに優れている。ICH標準のRAID機能を利用するにはBIOSでの設定とドライバインストールが必要になるが、興味があるならぜひ試してもらいたい。 また、ICH6R以降の高機能版ICHは、Serial ATAのネイティブインターフェースであるAHCI(Advanced Host Controller Interface)に対応している。NCQ(Native Command Queuing)対応HDDをAHCIモードで利用すると、NCQが使えるようになる。NCQは、複数のコマンドを連続して発行してバッファにため、HDDのシークや回転待ち時間のロスを減らすよう、効率よく並べ換えて実行する仕組。体感的な速度やランダムアクセス性能が向上する効果がある。最近のほとんどのHDDはNCQに対応しているが、AHCIモードで利用しなければ有効にならず、真の実力を発揮できていない環境も多いようだ。AHCIモードを有効にするには、RAID機能同様にBIOSの設定とドライバインストールが必要になるが、もしNCQ対応HDDを持っているなら、AHCIモードでの利用をお勧めしたい。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ICH6R以降の高機能版、あるいはモバイル版ICHは、Serial ATAのAHCIモードに対応する。ICH8などのスタンダードバージョンではAHCIモードは使えない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ICH8 DHの仕様は編集部予想 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BIOSでSerial ATAの動作モードを「AHCI」に設定する。標準では「IDE」または「Standard IDE」などとなっているはずだ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AHCIモードではWindows XPインストール時にドライバが必須。青画面表示後に「F6」キーを押してドライバを組み込む | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
AHCIのドライバ作成ツールはIntelのWebで配布されている | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BIOSでSerial ATAの動作モードを「RAID」に設定する。BOOTROMの設定がある場合は「Enable」にしておく | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
保存/再起動後、RAIDのBOOTROMが起動するので、この表示が出たら「Ctrl+I」を押し、RAIDユーティリティに入る | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メインメニューから「Create RAID Volume」を選択し、RAIDボリュームを作成する。ドライバインストールの手順はAHCIと同様だ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
nForce 500シリーズやIntel 965シリーズなどの最新チップセットでは、サポートするIDEポートが減少している。なかでも965シリーズはIDEポートが完全に撤廃された。現状発売されている965マザーでは、IDEコントローラチップを別途搭載して対応しているものが多いが、古いマシンからIDE接続のHDDを数多く引き継ぐ場合などには、IDEポートが不足することも予想される。そんなときの対策について解説しよう。 素直な手段としては、市販のIDE-Serial ATA変換アダプタを使い、Serial ATAポートにドライブを接続する方法が挙げられる。「光学ドライブが正常に動作するか心配」という読者もおられるだろうが、最近の製品では、光学ドライブの書き込み時などでも問題なく動作する。新規で高額ドライブを購入する場合は、Serial ATA版製品もよいだろう。 また、IDEコントローラカードを増設して対応するのもよい対策だ。最近の製品では、光学ドライブも問題なく利用できる製品が多い。 注意が必要なのは、バックアップユーティリティなど、Windows以外のブートCDだ。筆者の経験では、マザーボードの外付けIDEチップで起動がうまくいかず、Serial ATA変換アダプタを使った場合には無事起動したことがあった。可能であれば、こうしたユーティリティでの起動チェックを行なっておくことをお勧めしたい。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
筆者お勧めのIDE-Serial ATA変換アダプタ。現在販売されている製品では互換性が向上したため、相性問題などは激減している。価格も2,000円台と比較的安価だ。写真はセンチュリーのIDE活かしてS-ATA(実売価格2,000円前後) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
多数のIDEデバイスを接続する必要がある場合などに頼りになるのがIDEコントローラカード。ただし、光学ドライブからのブート可能か否かは可能な限りチェックしておきたい。写真はRAID機能も備えたアイ・オー・データ機器のUIDE-133R2(実売価格3,000円前後) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在店頭において、Socket AM2版CPUのなかで高い人気を得ているのが、低TDP(35/65W)版の製品だ。同じモデルナンバーの通常版より高価だが、発熱と消費電力が少ないため扱いやすい。 しかし、これらの低消費電力版CPUは、実はすべてのSocket AM2マザーボードで使用できるわけではないのだ。 パーツショップ店頭でのコメントや編集部で調査したところでは、65W版で問題が発生するマザーボードは少ないものの、35W版の場合は比較的多くの製品で動作に問題が発生すると言う。BIOSで「Unknown CPU」表示が出るものから、起動に支障をきたすものなど、症例もさまざまのようで、ちょうどAthlon 64 X2の登場時と非常に似た構図と言える。 対策は対応BIOSを使うことのみでよいため、深刻度は高くない。時間が経つにつれて解決する問題と思われるが、導入時には店頭やマザーボードメーカーのWebページで、BIOSアップデートの必要性を調べる必要があるだろう。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TDP 65W版のAthlon 64 X2が発売された直後には対応マザーボードが少なく若干の混乱もあったようだ(取材協力:AKIBA PC Hotline!) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回の特集ではABITのFatal1ty A9N 32Xで35/65W版Athlon 64 X2の動作を確認した。今後、対応製品は一気に増えてゆくと予想されるが、購入前には念のためにマザーボードの対応状況を確認しておきたい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください