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CPU・マザーボードまわりをチューニングする!
TEXT:鈴木雅暢
ユニバーサルリテンションキットを利用する
予算:1,000円前後
効果【静音化】【冷却】
 CPUクーラーを購入する際に気を付けねばならないのは、ソケットごとにCPUクーラーの装着方法が異なるということだ。LGA775とSocket478、そしてAMDのSocket754/939とではまったく互換性がない。アタッチメントを工夫して多くのソケットに対応させた製品もあるが、使い回しが利かない製品も多い。そんなときに便利なのが、リテンション変換キットだ。サイズのユニバーサルリテンションキットは、同社製マルチソケット対応クーラーのアタッチメントをそのまま製品化しただけのものだが、Socket478用クーラーをほかのタイプのソケットで使えるようになる。LGA775用のクーラーでもSocket478用リテンションを使う製品があるので、一つ持っていると製品選びの幅が広がる。
image image image
バックプレートをマザーボード裏面にあてがう。粘着シートは非常に強力なので、使う場合は二度と外さない覚悟が必要だ 絶縁ワッシャーの上からリテンションブラケットを乗せ、裏面側からネジ止めする。粘着シートを使わない場合、かなり難しい 今回は、例としてSocket939マザーボードにPentium 4用リテールクーラーを装着してみたが、もちろん市販のクーラーにも対応する
サイズ
ユニバーサルリテンションキット
オススメ度★★★★☆
実売価格:1,000円前後
TEL:047-420-0315(サイズ)
URL:http://www.scythe.co.jp/
imageサイズのマルチソケット対応CPUクーラーに付属するリテンションキットを製品化したもの。Socket478用クーラーをLGA775やSocket754/939でも使うことができる。固定用バックプレートの粘着シールは強力過ぎて、この製品を使い続ける覚悟がない人以外は、はがさずに使うことをオススメする
クーラーマスター
K8-RM-F1
オススメ度★★★☆☆
実売価格:1,000円前後
E-mail:support@coolermaster.co.jp
URL:http://www.coolermaster.co.jp/
imageSocket754/940でSocket478用クーラーを使えるようにするリテンション変換キット。用途が限定されている分、シンプルな構造で装着しやすい
キーボードパワーオンを使う
予算:0円
効果【便利】
 ほとんどのマザーボードに搭載されているのに、意外と使われることが少ない「キーボードパワーオン」機能。文字どおり、キーボードから電源をONにする機能である。この機能自体、あまり知られていないのではないだろうか。

 CPUクーラーや電源ユニットなど、騒音源を内蔵したPCは、机の上の手前側よりは奥側に、机の上よりは机の下にと、操作する人間から離れた場所に設置したほうが、耳に聞こえる騒音は小さくなる。机の下への設置は机上スペース確保のためにも有効だ。しかし、このようにPCを操作する人間から離して設置すると、煩わしくなるのが、PCの起動。電源ボタンを押すために、いちいちしゃがみ込んだりするのがおっくうだと感じている人も多いのではないだろうか。キーボードでパワーオンできれば、そんな煩わしさからは解放される。

 やり方は簡単で、BIOSのキーボードパワーオンの設定をEnableにして、ホットキーを指定するだけ。キーボードパワーオンの項目は、パワーマネジメント関連の設定に含まれているのが一般的だ。ホットキーは「Ctrl+F1」や「Ctrl+Esc」などいくつかの選択肢から選ぶもの、自分で自由に指定できるものなど、BIOSによってさまざまだ。同じように、マウスからのパワーオンも設定できるが、クリックボタンを指定できるものやちょっと動かしただけでも起動してしまうものなど、BIOSによってずいぶん挙動は異なる。また、BIOSとキーボードの相性やパーツ構成などによってできないこともある。キーボードというアイテムは星の数ほど存在するものだけに、この辺りは寛容に構えていただきたい。
image
MSI 945G Neo2-FのBIOS。キーボードパワーオンの設定はPower Management Featuresの中の「Wakeup Event Setup」にある
image
「Keyboard WakeUp」がキーボードパワーオンの項目である。Specific Keyを選択するとパワーオンに使うキーを指定できる
image
ASUSTeK A8N32-SLI DeluxeのBIOS画面。Power On by PS/2 Keyboardでキーボードパワーオンを有効にする。この製品ではキー指定はできない
Geode NXで格安静音マシンを作る
予算:5,500円~
効果【静音化】【冷却】
 Geode NXは、AMDの組み込み向け省電力CPUだ。消費電力は6~14Wと、Pentium Mなど、現在の一般的なモバイルCPUの水準を大幅に下回っており、大型で強力なヒートシンクを利用すれば、ファンレス動作も可能という特徴を持つ。組み込み向けながらパーツショップで販売されており、最下位モデルの「Geode NX 1250@6W(667MHz)」なら5,500円前後で入手できる。コストパフォーマンスも抜群と言えよう。

 Geode NXに正式に対応しているマザーボードは、TyanのS2498AGNやS2498AGNNなどごくわずかに限られるが、Geode NXというのはあくまでもブランド名、実態は外観も中身もThoroughbredコアのモバイルAthlon XP-Mそのものであり、パッケージもこれと同様の462ピンOPGAとなっている。つまり、SocketAのシステムであれば、正式に対応をうたっていなくとも動作する可能性は高い。とくに、モバイルAthlon XP-Mに対応している製品であれば、さらに可能性が高くなるだろう。

 もっとも、ただAthlon XPやモバイル Athlon XP-Mとして認識して動作させただけでは、自動認識により動作電圧がGeode NX本来の動作電圧よりも高く設定されてしまうなど、Geode NXならではの省電力性能を活かせなくなる可能性がある。倍率変更機能とCPU定格以下に電圧を下げることができるマザーボードでの利用が望ましい。
 正式対応マザーボード以外での動作はあくまでも自己責任ということになるが、もし眠っているSocketAシステムがあるなら、トライしてみる価値はあるのではないだろうか。
imageSocketAマザーボードのロングセラーモデル、ABITのNF7 V2.0。編集部でGeode NX 1500@6Wの動作を確認できた。動作電圧はBIOS設定で1.1Vまで下げることができる
AMD
Geode NX 1250@6W
オススメ度★★★★☆
実売価格:5,500円前後
URL:http://www.amd.com/
imageGeode NXという名前であるが、外観も中身もSocketA(462ピン)対応のモバイルAthlon XP-Mそのものである。コアの駆動電圧は1.1V。TDPは最高9W、平均6W
image省電力低発熱のGeo
de NXなら容易に静音化が可能。サーマルコンポーネントのヒートシンク「35C×53×62」でのファンレス運用も問題はなかった
ASUSTeK製Socket478マザーでPentium Mを使う
予算:5,500円~
効果【静音化】【冷却】
 Pentium Mは静音化の切り札として市場を大いに盛り上げた存在だが、Socket479専用のマザーボードが必要で、導入コストも高く付いてしまうのがネック。「今使っているシステムのCPUだけをPentium Mに交換したい」。ASUSTeKの「CT-479」は、そんなニーズに限定的ながら対応できるSocket478→Socket479変換アダプタである。限定的・・・と言うのは、対応製品が「ASUSTeKのSocket478マザーボードで、かつCT-479対応BIOSが用意されている製品」に限られるため。対応製品も対応BIOSにあらかじめアップデートしておく必要がある。CT-479を装着すると、CPUソケットの高さが変わるため、通常のSocket478対応CPUは使えなくなる。CT-479には専用のCPUクーラーが付属しているが、ファンの動作音が静音とは言い難く、できればより静音のものへ交換したいところだ。高速電脳では、静音性では定評のあるXinruilian製のファンに交換できるキットを販売している。こういったものも検討してみてはどうだろうか。
ASUSTeK
CT-479
オススメ度★★★☆☆
実売価格:5,500円前後
E-mail:info@unitycorp.co.jp (ユニティ)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageASUSTeKのSocket478マザーボードでPentium M/Celeron M(FSB533/400MHz)の利用を可能にするための変換アダプタ。対応製品はP4P800SE、P4P800-VM、P4C800-E Deluxe、P4GD1など
高速電脳
KD-MG479Kit
オススメ度★★★★☆
実売価格:1,200円前後
TEL:03-5297-3210
URL:http://www.ko-soku.co.jp/
image「CT-479付属クーラーのファンを静音ファンに交換したい」というニーズに応えた製品。Xinruilian製のファンと、それをCT-479付属ヒートシンクに取り付けるためのネジがセットになっている
image
Socket478用のリテールクーラーのファンとCT-479付属クーラーのファン、そしてKD-MG479Kitの騒音比較。それぞれ単体で電源に接続して駆動した。結果はグラフのとおり、ファンの交換効果は明らかだ
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