その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:プラットフォーム解説:鈴木雅暢/マザーボード解説:Ta 152H-1 | ||||||||||||||
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イレギュラーな存在ながら堅実な人気を誇る | ||||||||||||||
Pentium M/Celeron Mを利用するためのSocket479プラットフォームだが、自作市場においては2004年に立ち上がったばかりだ。もともとIntelがデスクトップPC向けの展開を想定していないモバイル向けのプラットフォームのため、ある意味すべての製品がイレギュラーな存在。現在でも対応製品の選択肢は少なく、依然として割高感もある。それでも順調に市場を拡大し、進化の過程をたどっているのは、それだけこのプラットフォームの魅力が大きいということだろう。 初のコンシューマ向けPentium Mマザーボードとして2004年後半を大いに盛り上げたAOpenの855GMEm-LFSのチップセットは、i855GME/ICH4-M。DDR333シングルチャンネル、AGP 4Xで、Serial ATAのサポートはなしという、デスクトップPCで言えば2002年時の仕様でもの足りなさが残っていた。それを解消したのが、2005年1月に発表されたi915GMチップセットだ。デュアルチャンネルDDR2-533、PCI Express x16をサポートするなど、一気に当時のLGA775プラットフォームと同レベルに追い付いた。AOpen、MSIなどが搭載製品を発売し、すでに主力は完全にi915GMに置き換わっている。また、AOpenはデスクトップPC向けのi915G/ICH6を使ったATXマザーボードを用意するなど、常にこのプラットフォームをリードする存在となっている。 |
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Socket479 ノートPC向けのソケットで、CPUクーラーの物理的規定がないため、マザーボードには専用クーラーが付属する |
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Intel 915GM PCI ExpressやDDR2に対応したチップセット。Pentium Mの人気に火を付けた立役者 |
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AOpen | ||||||||||||||
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実売価格:30,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:エーオープンジャパン TEL:048-290-1819 URL:http://aopen.jp/ |
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モバイル向けに開発されたCPU、PentiumM/Celeron Mに対応するマザーボード。チップセットはPCI Express対応で、グラフィックスコントローラを内蔵する、デスクトップPC向けではおなじみのi915G。PCI Express x16スロットも装備しているのでハイエンドビデオカードの追加も可能だ。 リアパネルの仕様はメディアセンターPCとしての利用を視野に入れた独特なものだが、ATXフォームファクターを採用し、デスクトップPCプラットフォームとしての基本的な機能、性能、拡張性を持つ。 現時点では、Pentium Mを使って低消費電力かつ高性能なデスクトップPCの自作をするための数少ない現実的な選択肢である。 |
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Turion 64正式対応マザーボードが増加傾向 | ||||||||||||||
現在、自作市場で新たにSocket754プラットフォームの導入を検討するユーザーはほぼすべて、上位CPUへのアップグレードパスがないバリューCPUのSempronではなく、モバイル向けのTurion 64の省電力性能が目当てであると言っても過言ではないだろう。 しかし、Turion 64は定格動作電圧がAthlon 64やSempronよりも低いこともあり、Socket754対応のマザーボードすべてで問題なく動作するわけではない。とくに、メーカーが公式にTurion 64への対応をうたっている製品となると、2005年半ばまでは数製品しか存在せず、自ら熱心に情報収集を行なうようなマニア的なユーザー以外にとっては、なかなか敷居が高い状況であった。 そういう状況が改善されてきたのが、この2005年末。早くから積極的だったMSIなどから正式対応した新製品や、メーカー公式の動作確認情報などが公開されるようになってきており、ようやく普及態勢が整ってきた段階である。 なお、Socket754は、初代のAthlon 64プラットフォームとして活躍しただけに、当時のトレンドを反映した旧式の仕様もめずらしくない。アップグレード用途でパーツ流用を考えるなら別だが、新規で購入するなら、nForce4-4xやGeForce 6100などを搭載した設計の新しい製品を優先して検討したい。 |
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Socket754 シングルチャンネルのメモリコントローラを持つSempron/Turion 64、そして初代Athlon 64に対応する |
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NVIDIA GeForce 6100 GeForce 6200相当のグラフィックスコアを内蔵したチップセット。DVIやHDTV出力も製品によっては可能だ |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:14,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:ユニティ コーポレーション E-mail:news@unitycorp.co.jp URL:http://www.asus.co.jp/ |
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Athlon 64、Sempron、Turion 64に対応するSocket754マザーボードで、チップセットにはnForce4-4Xを搭載する。 Socket754プラットフォームはコストダウンを優先した設計の製品が多いが、K8N4-E Deluxeでは拡張スロットをフルに実装するほか、Serial ATAを8ポート用意するなど充実している。ギガビットイーサネットにも対応している。 nForce4-4XとSocket754のCPU性能のマッチングもよく、バランスが取れたプラットフォームを実現する。低消費電力CPUであるTurion 64や、Sempronとの組み合わせでハイコストパフォーマンスPCを実現するのもよいだろう。 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
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販売価格:980円+税
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発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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