Windows Vista杯 自作PCの祭典 2008

<受賞者> ピコ さん

<受賞作品テーマ>
AMDチップセットを楽しむ

本祭典締切直前の時点で流通しているパーツを集めつつ、AMDチップセットのSurroundViewとHybrid CrossFireなどを利用する目的で作られた1台。SurroundViewを活かしてトリプルディスプレイによるオフィスソフトの同時使用も狙っている。
<審査員より>
タイトルにあるとおりAMDチップセットを楽しむというコンセプトにのっとりつつ、コストパフォーマンスも優れています。また、用途に対する自作の姿勢に迷いがない点も素晴らしいですね。
(Sapphire 日本代理店 株式会社アスク マーケティング部 熊谷貞春 氏)

<受賞者> ulveth さん

<受賞作品テーマ>
大艦巨砲主義AV-PC

フルHD録画を長時間安定して行なうために、Seagateの15,000rpm HDD、Cheetah 15k5を5台使ったRAIDシステムを構築。今後の拡張も意識して、最大22台ものHDDを搭載可能としている。
<審査員より>
業界最速15,000回転のHDDでRAIDを組み、高速化を実現しながら拡張性にも配慮されている点を評価します。今後はテラバイト級の大容量タイプの7,200回転 HDDも取り入れて、ストレージの階層化にもチャレンジし、ぜひたくさんのフルHD画質の動画を収録・編集して有効活用していただきたいです。
(日本シーゲイト株式会社)

<受賞者> manmu さん

静音性にも配慮したゲームマシン。パフォーマンス向上のためBarracuda 7200.11の1プラッタモデル4台でRAID 0を構成しつつ、静音ファンと静音ケースで安定性向上と動作音低減も実現している。
<審査員より>
冷却機能、特に、HDDにとって高温はストレスとなりますので、HDDの温度上昇を防ぐためのHDDファンクーラーを追加されている点を高く評価します。また、振動や衝撃にも注意が必要ですから、ゲームに熱中するあまりPCを蹴飛ばすことのないよう(笑)、ご注意ください。ベンチマーク向上に取り組んでいらっしゃるようですので、万一のときに復旧できるよう、バックアップ用のストレージ容量も確保していただきたいです。
(日本シーゲイト株式会社)

<受賞者> まぐろぐ さん

自作のアクリルケースをベースにした静音志向のマシン。HDDはSeagate製4台を個別に静音HDDケースに収めて使用。
<審査員より>
旧世代のスペックでありながら、静音重視というコンセプトに徹して、将来性のある環境の構築を見事に成功させていらっしゃいます。SmartDriveの活用により、4台のHDDを搭載しても静かなPCに仕上がるよう工夫されている点を評価します。ギガバイト単価がお得な最新の大容量HDDもぜひご利用ください。
(日本シーゲイト株式会社)

<受賞者> アロエ好き さん

<受賞作品テーマ>
Vista似ですがなにか?

パーソナルファイルサーバー的なマシンを目指し、Shuttleの超低価格キューブタイプベアボーンPC 「K45」をベースに組み上げた作品。普段は Windows Server 2008機として使っているとのことだが、今回は本祭典向けにVistaをインストールしてのエントリー。常用環境ではない点を差し引いて考えても、 K45にうまく収まる静音クーラーを探したり、電源を改造したりするマシンへの愛情が受賞に値すると評価された。
<審査員より>
低価格である引き換えとして光学ドライブがない仕様のK45を非常にうまく活かしていただいている点、また CPUクーラーやファンの変更など、自作ならではの試行錯誤が随所に見られる点が決め手となりました。今後もキューブを使って自作PCライフを楽しんでほしいと思います。
(日本Shuttle株式会社 伊藤 賢 氏)

<受賞者> ぶーちゃん さん

<受賞作品テーマ>
AVPCローコストタイプ

Shuttle のスタンダードキューブタイプベアボーンPC「SG33G5」をベースに、“HD動画の録画視聴を行なうマシンとして、どこまでスペックを落とせるか”に挑戦。結果として、Celeron Dual-Core E1400とG33内蔵グラフィックス機能で十分という結論を導き出した。
<審査員より>
最高スペックで自分だけのPCを作るのも楽しいですが、逆に「低価格&省スペースという厳しい制限の中でいかに目的を実現するか」はパーツ選びの段階から、より入念な検討が必要だったと思います。明確な目的にあったパソコンを構築できるという自作の醍醐味を改めて気付かせてくれました。
(日本Shuttle株式会社 伊藤 賢 氏)

<受賞者> nonta さん

<受賞作品テーマ>
進化する生き物@改

長年使うことを意識してハイスペックな構成としつつ、ケースに水冷キットを標準搭載した ThermaltakeのKandalf LCS Silverを選び、さらに水冷オプションを多数追加することで高い冷却能力を確保。また、生き物の筋肉を意識させるようなイルミネーションにも強いこだわりが感じられる。
<審査員より>
まず、ベンチマークの結果が上々だと思います。そして何より自作初心者にしてオール水冷にチャレンジした精神と組込み作業の丁寧さ、自作PCのアピールの上手さも評価させて頂きました。賞品のV1は最大冷却性能を誇るCPUクーラー。SpedoはサイドパネルにHotSwap対応大型23cmファンを搭載のエアフローを最大限に活かせるPCケースです。この空冷最強タッグで是非!空冷にもチャレンジして頂きたいと思います。
(Thermaltake 勝利の女神 Zoe(広報担当キャラクター)

<受賞者> noice さん

10,000rpmの高速HDD、WD Raptorをなんと10台も搭載。RAID 6構成を取ることで、高速性と信頼性の両立も実現している。
<審査員より>
Raptor を10台も搭載した上に、前後からしっかり大型ファンで冷却されている点に、勝手ながら“Western Digital愛”を感じました。ユーザーさんにあえて言うまでもないことですが、RaptorシリーズはHDD最高クラスの速度はもちろん、エンタープライズ向けにも耐えうる高信頼性もウリですので、これからも安心してお使いください。
(Western Digital Corporation Corporate Vice President(VP) 金森 苧 氏)

<受賞者> skratchbad さん

CPU、ビデオカード、メモリとオーバークロックできるものはすべてオーバークロックした意欲作。ベンチマーク目的で1度限りの限界点を目指したのではなく、常用環境として使用している点を評価。GPU1基のみの構成で唯一、3DMark06のスコア 20,000超えを記録。
<審査員より>
もともとゲームはあまりプレイされなかったそうですが、Call of Duty 4:Modern Warfareに出会って変わられたのですね。OCモデルのビデオカードをさらにOCして極限を目指す姿勢は素晴らしいです! 自作もゲームも限界を突破してHard Playを貫いてください。
(PINE Technology Ltd.)

<受賞者> うまごんZ さん

コストパフォーマンスに優れる上から2番目のグレードのパーツが好み、という“うまごんZ”さん。今回は Core i7-940、P6T DELUXE/OC PALMにGeForce GTX 260を搭載したZOTAC ZT-X26E3KB-FSというストレートな2番目構成だが、ZOTACのオーバークロックコントローラNITROでスパイスを利かせている。
<審査員より>
ZOTAC NITRO使用者とは、なかなかの強者です。ZOTAC NITROでZOTACのグラフィックボードを酷使してください。しかし、やさしく、愛を込めてお願いします。
(ZOTAC 日本代理店 株式会社アスク マーケティング部 熊谷貞春 氏)

<受賞者> KATSUOの日記 さん

<受賞作品テーマ>
東京タワーとWindows Vista on abee

インテリアともマッチするデザイン、使い勝手を目指した1台。チョコレートブラウンのAS Enclosure 220HTASをベースに静音電源の採用や、SLCタイプ、MLCタイプのSSDを使い分けるなど、きめ細やかなパーツ選択が光る。まさに「大人の自作 PC」といった仕上がり。
<審査員より>
当社では、PCケースの開発にあたり、機能や性能はもちろんのこと、外観のデザインやディテールもスペックの一部と考え、とても大切にしております。とくにお使いいただく環境とのマッチングは、当社のデザイナーが最も意識しているファクターの一つであり、常にお使いいただくお客様のライフスタイルをイメージし、製品と向き合うことは当社のモノづくりの原点でもあります。今回お見せいただいたお客様の愛機は、まさに当社が描いていた製品のイメージにピッタリであり、「AS Enclosure 220HT Chocolate Brown」とお部屋の調和に感服いたしました。また、限られたスペースを効率良く使ったシャシー内部は、SSDや静音クーラー、ファンレスビデオカードに加え、当社の上位電源ユニット「AS Power Silentist Plus SP-670EA」を搭載いただき、外観のみならず、自作マシンならではの静音性やパフォーマンスを追及したすばらしい仕上がりだと思います。
(アビー株式会社 営業部マネージャー 渋澤利幸 氏)

<受賞者> 七誌 さん

<受賞作品テーマ>
出来るだけ長く使えるマシン

ゲームプレイ時に不満を感じることのないよう最新パーツを適切にチョイスし、8スレッド処理のCore i7をオーバークロックすることでさらに性能をブーストしている。これからしばらくは、ゲームを遊ぶ際に必須/推奨スペックをチェックせずとも快適に楽しめるだろう。
<審査員より>
素晴らしいゲームPC環境ですね。最大8スレッド処理が可能なCore i7をさらにオーバークロックすることで、ゲームの心強い味方になってくれそうです。何より注目すべきはロストプラネットのベンチマークで、ほかのエントリーではsnowはfpsが高くてもcaveでは落ち込んでしまう傾向がありますが、このマシンではいずれも 190fps前後と総合的なバランスが非常に高いことが分かります。ロストプラネットをすでにお持ちのようなので、コロニーズもぜひ堪能してください。
(株式会社カプコン ロストプラネット開発チーム)

<受賞者> りょうくん さん

高級なパーツで組み上げられているわけではないが、各世代でのトレンドパーツを選んでバランスよく仕上げた 1台。エントリー要項外のモンスター ハンターフロンティアベンチマークの結果も投稿し、マシンの使用目的もしっかりアピールできている。
<審査員より>
中学生が使うことのできる限られた予算の中で、ゲームを少しでも快適に動かそうという心意気が感じられました。また、部屋の写真や応募要項になかったモンスター ハンターフロンティアのベンチマークを掲載するなど「ゲームが大好き!」という気持ちがしっかりと伝わってきました。それにしても中学生からここまでこだわって自作されているというのは驚きです!これからもゲームを思う存分たのしんでくださいね。
(株式会社カプコン パブリシティ担当)

<受賞者> あいのパソコンあそび さん

<受賞作品テーマ>
あい LOVE PC

これから一つの定番になるであろうと思われるパーツで固めた、自作初心者の女性の作品。性能面で突出したものはないものの、初自作という点を考えると性能・冷却・見た目すべてが高い次元でまとまっている。大好きなデビル メイ クライ 4のダンテとネロが高解像度でなめらかに動く環境を目指している。
<審査員より>
初めてのPC自作ということですが、CPUやビデオカードのパーツ選びもさることながらLED ファンやファンコントローラなど随所にこだわりが見られます。ケーブル類もきれいにまとめようとした跡があり、とてもよくできていると思います。素早いキャラクターの動きやハデなアクションが多用されるDMC4ですが、快適に動作ができるSランクをマークしている点や「ネロとダンテが大好き!」という PRポイントを評価しました。彼ら二人によるスタイリッシュなアクションプレイを思う存分体験してください!
(株式会社カプコン パブリシティ担当)

<受賞者> くらっしゅ さん

<受賞作品テーマ>
HDDバカPC

「コンセプトはHDD大量搭載PC」とのことだが、microATXのケースよりも大きな外付けHDDタワーを併用し、合わせて12台、12TBという、まさしく“HDDバカ”を地で行くマシン。HDDタワーの構築には玄人志向のポートマルチプライヤアダプタPM5P-SATA2を活用。
<審査員より>
玄人志向のキワモノシリーズ「PM5P-SATA2」を見事に使いこなしている“玄人”ぶりから、玄人志向賞とさせて頂きます。「PM5P-SATA2」2 個の接続に、eSATA 2ポートの「SATA2E2-PCIe」ではなく、「SATA2EI-PCIe」のeSATA+内部SATA→eSATA変換でパーツを利用しているのも、有るモノや買っちゃったモノをムダにせず有効活用しているのも自作PCとしてはポイントが高いです。今後とも玄人志向製品を使い倒して頂きたいと思います。
(玄人志向 サングラス男 氏)

<受賞者> きまたび さん

大小16個ものLEDファンを搭載するなど、“光もの”にこだわった1台。電源ファンのLEDファン化はもちろん、CPUクーラーのサイズ 無限弐にも三つもLEDファンを装着し、ケースの側面からブルーの光があふれ出る様は圧巻。
<審査員より>
自作の王道の一つでありながら、意外と実践者の少ない(と思われる)「とにかく光らす!」系を圧倒的な LEDファンで表現しつつ実用性の高い内容でまとめられた手腕を評価させて頂きました。ブログを拝見しましたが弊社ファンコンを手直しして頂いたり (笑)。。これからも皆様に安心して楽しんで頂ける商品提案に努力致します!
(株式会社サイズ 取締役 渡辺剛博 氏)
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