高電力効率・低予算の計算用サーバー
神奈川県 子弧さん:2008年10月15日13時53分
自作PCのメリットといえばパーツ単位で組み替えられる汎用性です。
今回のPCもVGAだけを交換したりCPUとMBを交換したりして誕生しました。
このPCの特徴はすべての性能(と消費電力)をバランスよく仕上げWebブラウズからゲームまでストレスなく動く環境を目指しています。
自分のポリシーに従って選定条件は以下のようになっています。
CPU:QuadコアでL2が12MB
M/B:PCI-Ex16 が二つ(最低VGAにx16とSCSIにx8、x8 x8は不可)
GPU:Civ4が動き、CrysisもWSXGA程度で動くもの、発熱が少ないこと
MEM:特になし。高価なOCメモリは使わない
HDD:15000rpmは最低条件。
結果としてスクリーンショットのような性能を発揮しています。
この性能をアイドル160W、負荷時250Wで実現しています。しかも上の5品はすべて中古であり、合計しても10万以下に収まっています。VGAだけ、CPUだけ速くても足回りが弱ければ意味がありません。その点でこのPCはすべてをオールマイティーにこなす優等生的な構成に仕上がっています。起動直後のスタートアップ読み込みやブラウザ、メーラ等の起動は非常に高速です。
OCについて
消費電力を考えてCPUは定格電圧でどこまで伸びるかを重視しました。倍率の低さからFSBがボトルネックになっていて425*8が1.25Vでの限界でした(Prime95にて)VGAはOCされたものですがZAWARDのZAVに交換してあり、非常にサイレントです。なお、今回はVGAは自分ではOCしていません。メモリは帯域かレイテンシかを迷った末Intel系は帯域をあげたほうがキビキビするのでDDR2-1060、CL5、VDimm 2.0Vで動作させています。
温度について
OCした状態でPrimeで負荷をかけてもCoreTemp読みで70度以下に収まっており、非常に扱いやすいレベルです。アイドル時の発熱の少なさにも驚きました。惜しむらくはX48チップセットの発熱。やはりプロセスがP45より古い為かそこそこ熱くなります。冷却は12cmファンをファンコントローラで1000rpm程度で回転させていますが、それでも十分冷却でき、余裕です。
エントリーマシンの構成パーツ
CPU | Intel Core2Quad Q9550 (E0) |
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M/B | Gigabyte GA-EP45-DS3LR (P45) |
メモリー | PC2-6400 2GB |
HDD | Seagate Barracuda 7200.7 ST380011A (80GB) |
CPUクーラー | リテール |
電源 | Seasonic SS-350FS (350W) |
グラフィックボード | GF P86GT-OC/256D3 HDMI (GeForce 8600GT) 常用時は取り外し |
コメント(1)
Prime中の温度とかどの位でしょうか?