1クラス上の機能を備えたZ87マザーの新定番

　Haswellこと第4世代Coreシリーズがついに登場。対応マザーボードも続々と登場してきて目移りしそうだが、「これを買っておけば間違いない」新定番と言えばコレ、GA-Z87X-UD4Hをお勧めする。16フェーズのデジタルVRMは省電力でありながらOCにも堪える余裕のある設計。ビシッとGIGA-BYTEロゴが入ったヒートシンクも素材やデザインを見直すことで冷却効果を徹底的に高めており、安心して長期間利用できる。

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第4世代Coreシリーズのすべて

開発コードネーム「Haswell」（ハズウェル）こと、第4世代Coreシリーズがついに発売された。第3世代Coreシリーズと同じ22nmプロセスルールで製造されるが、電圧レギュレータ（VR）の一部をパッケージ内に取り込むことで、変換効率を高めるとともに電力供給レスポンスを向上。さらにCPUの待機状態を表わす「Cステート」を拡張し、システム運用時の消費電力を低減するなど、アーキテクチャに大きな変更が加えられている。一方、主力CPUの座がHaswellに移ることで、マザーボードや電源、CPUクーラーなど、ほかのパーツも新たな視点で選ぶ必要が生じてくる。本特集では、Haswellを多角的に分析した上で、今後の新トレンドを予測、新たな自作PCの形を明らかにする。

今が旬の最新ビデオカードを買う

NVIDIAは新世代ハイエンドGPUのGeForce GTX780を発表した。自動OC機能「GPU Boost」をバージョン2.0に改良するなど、高い評価を得ているGeForce 600シリーズに磨きをかけて完成度を高めたモデルだ。一方のAMDは現在最強のデュアルチップGPU、Radeon HD 7990や省電力性とコストパフォーマンスに優れるRadeon HD 7790などを投入しており、幅広いラインナップでライバルに対抗している。第2特集ではNVIDIA系とAMD系の最新ビデオカードを集め、製品ごとの処理性能、クーラーの静音性、消費電力などを検証。旬の製品の中からとくにお買い得度の高いものを探し出す。

最新PCネットワーク〜その進化を使いこなす〜

ドラフト版IEEE802.11acに準拠した高速無線LAN対応製品のリリース、地デジなどの映像をインターネット越しに配信するDTCP+対応環境など、ハードウェアとソフトウェアの両面でPCネットワークの新トピックが現われている。第3特集では、有線・無線・近距離無線などカテゴリー別に最新トレンドをおさらいし、その進化を解説していく。

旧世代マシン超延命大作戦

いまだにユーザーが多いと言われるLGA775やSocket AM3ベースのPC。マシンを新調したいけど予算がない、めんどうくさい……など、使い続けている理由はさまざまだろう。しかし、ちょっとパーツを入れ換えるだけで、あなたのマシンはまだまだ十分戦っていけるのである。最小限の予算と手間ですむ、旧世代PCの延命術をお見せしよう。